さぽろぐ

健康・ダイエット  |その他の都道府県・海外

ログインヘルプ


2007年03月30日

筋収縮 1:等尺性筋収縮

力の出し方にはいくつか種類があります。
まずは「等尺性筋収縮」(アイソメトリック・コントラクション)

かかる負荷と同じだけ筋肉が力を出し、見た目には動いていない状態になります。

例えば相撲でがっぷり組んで動かない状態や
昔、部活などでよくやった「空気イス」
重い荷物を持っている時の腕や指の筋肉などがあります。

生まれたての赤ん坊は、首がすわっていないという言い方をします。
私の観察によると首の筋肉もそうですが、腹筋・脊柱起立筋などが
頭の重さに負けてしまい、支えられない状態を言うようです。
言い方を変えれば、我々は(寝ている時以外は)頭を支えるくらいは力を出し
等尺性筋収縮をしているのです。

「筋収縮」をするからには、エネルギーが必要ですので
この場合も全てエネルギーを消費しています。
前回のメールマガジンでは、腹筋のトレーニングを紹介しましたが
他の部位にもそれぞれのアイソメトリック・エクササイズがあります。

例えばダンベルを持って、肘を90度に曲げ前腕が
床と水平になるところでじっと耐える。(腕の前側:上腕二頭筋のトレーニング)
腕立て伏せの姿勢で、肘を曲げて体を沈めたところでじっと耐える。
(胸:大胸筋、腕の裏側:上腕三頭筋、肩:三角筋のトレーニング)

血圧が上昇しやすい事や、トレーニングした関節の角度でしか効果が出ないため
競技やスポーツでのパフォーマンス向上につながりにくい、などの短所もあります。

しかしこのブログのテーマである「やせる」ためのトレーニングとし見た場合
こうした方法は、動きがない分ケガをしにくかったり場所や器具がなくても
トレーニングできるという利点があります。

もし現在、なんらかの筋力トレーニングをしているとしたら
その種目の一番きついところで動きを止め、何秒か耐えるようにしてみてください。
アイソメトリック・エクササイズのエッセンスを取り入れるのです。
それだけでいつもより数段きついエクササイズになりますね。

ものは何でも使いようと言いますが、
皆さんもアイディアを膨らませてうまく使ってみてください!

参考になったらクリックお願いします! → ランキングUP!

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
おすすめ

健康全般の情報を知りたい場合はブログ「QOL向上委員会」へ
http://blog.livedoor.jp/quality_of_life/

やせる方法をもっと具体的に知りたい場合はメルマガ「やせる秘密」へ
http://www.mag2.com/m/0000198134.html


あなたにおススメの記事

同じカテゴリー(トレーニング理論)の記事画像
なぜ頑張ると効果がなくなるのか?
超効率的に体操を身につける方法
膝が痛いのですが、無理して歩いた方がいいですか?
運動の効果は、やせる事ではない!
自然とやせる!リバウンドしない!唯一の方法
自分レシピ
同じカテゴリー(トレーニング理論)の記事
 慢性腰痛に効果的な治療法は?! (2019-08-01 22:44)
 ぎっくり腰になったら、冷やす?温める? (2019-07-01 17:30)
 それでも筋トレをお勧めしたい! (2019-02-05 12:22)
 罪のライセンス〜後で取り返せると思っていませんか? (2019-01-03 17:21)
 なぜ頑張ると効果がなくなるのか? (2018-09-30 09:55)
 超効率的に体操を身につける方法 (2018-08-26 19:15)

Posted by セボネブログ at 23:23│Comments(0)トレーニング理論
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
筋収縮 1:等尺性筋収縮
    コメント(0)