広背筋(こうはいきん)

セボネブログ

2007年05月11日 18:53



図は右半身を後ろから見たところです。
いわゆる「逆三角形」の体を作るのには必要不可欠な筋肉です。
女性はここを鍛える事で、ウェストが引き締まって見えるという効果もあります。

働き:

上に持ち上げた手を横から引き下ろす(内転)働きや
腕を後内方へ引いたり、内側へねじる働きがあります。

後者の働きを実際の動きで解説しますと、
前ならえの位置から手がお尻の後ろにふれるまで引き下ろす動きです。
しかもその時に手の甲がお尻に触れるように、ねじりも加わります。

まさにクロールの水の中での手の動き。
水泳選手がギャクサンの体型になるはずですよね。

この他に両肩を後下方へ引く動きや咳をするときにも使われます。

この筋肉をトレーニングするには:

ワンハンドロウイング、ベントオーバーロウイング、ラットプルダウンなど

起始部:

椎骨部:第7~12胸椎の棘突起
腸骨部:胸腰筋膜と腸骨稜の後ろ1/3
肋骨部:第10~12肋骨
肩甲部:肩甲骨の下角

背骨の真ん中辺りから腰にかけて広がっているイメージでよいかと思います。

停止部:

小結節稜

肩の盛り上がりが終わる辺りなのですが、上腕骨の前側まで
伸びてきているために、腕を内側にねじる働きがある訳です。

(参照 『分冊 解剖学アトラス1』文光堂)


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