【セボネブログ】

夏には必ず熱中症で病院に運ばれた方のニュースが取りざたされます。
高温下で脱水症状を引き起こし、体温調節機能が働かなくなり
ひどい時には４０度以上の高体温と意識障害が起こるというものです。

運動中の水分補給は、もちろん「安全」のためにお勧めするのですが
ここでは「やせる」という観点からも水分補給が有効である事をお伝えしたいと思います。

まず「やせる」にはたくさんエネルギーを消費するのが早道です。
同じ時間なら、できるだけ強度が高い方がたくさんエネルギーを消費できます。
同じ強度なら、できるだけ時間が長い方がたくさんエネルギーを消費できます。
この当たり前の前提をまず確認しておきましょう。

「脱水状態の長距離走タイムに及ぼす影響」の研究では
脱水状態になるとタイムが遅くなる事が確認されています。

という事は脱水状態になると

・同じ時間で、より速く走る事ができない。
　どうも踏ん張りがきかず、スピードが落ちてしまうような感覚です。

・同じスピードなら、より長く走る事ができない。
　いつもより早くバテてしまう状態です。

こうなると途中で止めるか、後半は手を抜いて運動する事になり
その分消費エネルギーが減ってしまいます。

こうして脱水状態では、よりやせにくくなってしまうのは明らか。
せっかく同じ時間・手間をかけて運動をするのにそれではもったいないですよね？
水分補給は効率よくエネルギーを消費するための、基本なのです！


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